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EQIDEN概要・共通ルール
  1. EQIDENは、「参加優先順位決定」「第一予選」「第二予選」「本戦」の4回戦からなる。
  2. 各チームは、5人以上10人以下の「正選手」と、任意で最大2名の「補欠選手」を登録し、正選手を「1区〜10区」に割り振る。
  3. 9人以下のチームは「エースランナー」を選び区間を埋める。「エースランナー」は、「1区・6区」「2区・7区」「3区・8区」「4区・9区」「5区・10区」のいずれかを担当する。これ以外の区の組み合わせは、予選のルール上認められない。
  4. 5〜10人の出場区間はエントリー時に記述する。最終確定後の出場区間変更はできない。
  5. 当日に正選手の欠場が出た場合、補欠選手を登録している場合は、その選手を補充する形で対応する。補充できる補欠選手がいない場合、原則として区間の変更は行わず、3.において示したとおりに空白区間を埋められる選手を「エースランナー」とする。
    エースランナーが欠場した場合のみ、他の選手の区間変更を行い、エースランナーを増やすこととする。
  6. チーム戦ではあるが、早押しクイズで解答できるのは解答権を得た選手のみであり、他の選手が答えを教えたり、チーム内で相談するといった行為が見られた場合は誤答とする。

参加優先順位決定(All→最大60チーム)
  • チームの区分や、エントリー時に出題した全3問の近似値問題の結果により、第一予選に参加する60チームを選抜する。
    • 近似値問題では、エントリー期間終了後に詳細な解答が明らかになる問題を出題する。各チームはそれぞれの答えを予想する形で解答し、正解発表時に値が近いチームから順番に上位となる。
    • 前回大会でシード権を獲得した12チームは順位によらず本選考を通過する。そのため、第一予選に参加するのはシード12チーム+近似値クイズの上位48チームとなる。
  • 近似値問題の順位は以下のルールで決定する。
    • 各問題について、最も近い値を回答したチームに1DP、2番目に近いチームには2DP…N番目のチームにはNDPが与えられる。
    • 同着のチームがあった場合…たとえば2位が2チームあった場合は、両者ともに2DPが加算される。
    • 上記のクイズを全3問行い、合計したDPの低いチームが上位となるように「近似値問題の順位」を決定する。
    • 同じDPで並んだ場合、(1)最上順位(詳細は下記) (2)チーム情報登録の早さ で決定する。
    • 最上順位:
      Aチームが「10位・2位・6位」、
      Bチームが「18位・1位・3位」 を獲得していた場合、
      各チームが記録した最も良い順位を比較し、より良い順位を記録していた方を上位とする。上記の例ではAチームの「2位」とBチームの「1位」を比較してBチームが上位となる。最も良い順位が同じだった場合は次に高い順位、これも同じだった場合は3番目に高い順位、と差がつくまで比較を行う。
  • チーム情報登録の受付期間終了後、「参加優先順位」を決定する。判断基準は、
    1    シード権保有チーム
    2    教育機関チームであるかその他のチームであるか
    3    近似値問題の順位
    4    スタッフの厳正な抽選
    の順で優先する。
    • 「その他のチーム」の最上位は「教育機関チーム」の最下位の次の順位となる。
  • 第一予選に参加するチームには、以下に従いエントリーナンバーが与えられる。
    • シード権を持つ12チームのうち、前回大会優勝チームが「1」、前回大会第2位のチームが「2」、…前回大会12位のチームが「12」となる。
    • シード権を持たない参加チームのうち、参加優先順位が最も高いチームが「13」、次に高いチームが「14」、…となる。

第一予選(最大60チーム→48チーム)
  • 「第一予選」は、同日のabcにおける1R-1「100問四択クイズ」の成績を使用する。
  • EQIDENにエントリーした全チームの選手の解答を採点し、「各チーム内 上位5名の点数の合計」を算出する。
    • 「上位5名の点数の合計」の上位36チーム、及び前回大会にてシード権を獲得した12チームが第二予選に進出する。
    • 合計の上位36チームはシード権を持つ12チームを省いた中での順位とする。
    • 合計点数が同じ場合は、チーム内の最高得点→2番目に高い得点…→5番目に高い得点を順番に比較し、高い方を上とする。全て同じだった場合はエントリーナンバーの数字が小さい方を上位とする。

第二予選(48チーム→12チーム)
  • 「第二予選」は、4チーム対抗の早押しクイズを全部で12組実施する。なお、対戦は4つの部屋で並行して実施する。(図1を参照)
  • 「第二予選」は、1区〜10区の全選手が出場する。
  • 各チーム「1区・6区」「2区・7区」「3区・8区」「4区・9区」「5区・10区」の順で並ぶ。エースランナーがいる区間は1名、いない場合は2名となる。(図2を参照)
  • 5セット制の早押しクイズを行う。
  • 1セット目は「1・6区」、2セット目は「2・7区」……5セット目は「5・10区」の選手が解答席につく。
  • 正解すると、自分のチームに1ポイントが入る。
  • 誤答した場合は以下のペナルティが課せられる。
    • 誤答した選手のみ解答権が剥奪される。その選手がエースランナーでない場合、ペアの相方である選手はクイズを続行できる。
    • その時点で解答権を持っている人がいる他のチーム全てに1ポイントが入る。
      ただし、ペアの両者の誤答もしくはエースランナーの誤答により既に解答権が失われているチームにはポイントは入らない。
  • 1〜4セット目は5問出題される。5セット目は10問出題される。
  • 5セット終了後、チームの合計ポイントが最も多い1チームが勝ち抜けとなり、本戦に進出する。
  • 同点のときは、10区の選手同士によって、1問正解で勝ち抜け・1問誤答で敗退の早押しクイズを行い勝ち抜けを決定する。3問出題しても決着がつかない場合は、エントリーナンバーの数字が最も小さいチームを勝利とする。
図1

図2:「3区・8区」がエースランナーの場合

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本戦(12チーム→優勝)
  • 「本戦」は、ホールにて12チーム対抗の早押しクイズを行う。
  • 本戦開始時は各チーム往路(1区~5区)の選手が登壇し、1区の選手が解答席につく。
往路ルール
  • 1区〜3区の選手は1問正解で、4区・5区の選手は2問正解で次の区の選手に交代する。
  • 誤答は「×」が記録され、チーム通算で×が4つになると解答権を剥奪し、その時点で最下位扱いとなる。
  • 複数チームが誤答により失格となった場合は、先に失格となった順に12位、11位…と順位を決定する。
  • 5区の選手が2問正解したチームは、その時点で復路(6区~10区)の選手が登壇し、6区の選手が解答席につく。
  • 各チームで5区の選手が2問正解するたびに、以下の条件からその時点の順位を決定し、下位2チームが脱落となる。
    • 条件1:進出区間(より後の区間に進んだ方が上位。区が同じ場合は、正解数が多い方が上位)
    • 条件2:チーム通算の×の数(少ない方が上位)
    • 条件3:条件1・条件2で下位2チームが決定しない場合→該当チームにて、その時点で解答権を持っている選手による1問正解で勝ち抜け・1問誤答で敗退の早押しクイズ
    • なお、既に失格となったチームは「下位2チーム」に含むものとする。
  • 復路のルールは以下に変更される。このため、「1区~5区の選手がボタンについているチーム」と「6区~10区の選手がボタンについているチーム」は異なるルールで同時にクイズを行うこととなる。
  • 上記より、復路ルールでクイズを行うのは最大4チームとなる。
復路ルール
  • 各選手は2問正解で次の区の選手に交代する。
  • 誤答した場合、「その時に参加権のあるチームの数×1問」の休みが与えられる。
  • 既に休みの状態のチームがいる場合、そのチームも数に含むものとする。
  • 先に10区の選手(アンカー)が2問正解したチームが優勝となる。
  • 2~4位は、1位のチームがゴールした時点で、以下の順により決定する。
    1. 進出区間(より後の区間に進んだ方が上位。区が同じ場合は、正解数が多い方が上位)
    2. 第一予選順位
  • 本戦出場を果たした12チーム全てに次回大会でのシード権を与える。

競技規則

正誤判定基準および疑義がある場合の対応については、以下のPDFをご確認ください。
abc the22nd/EQIDEN 2024 競技規則[PDF]


ルール細則
  • シード権を持つ「教育機関チーム単独」が、別の教育機関と「教育機関チーム連合」を結成し出場する場合、別の教育機関のシード権の有無に関わらず、シード権は引き継がれる。
  • シード権を持つ「教育機関チーム連合」は、以下の項に掲げる場合を除き、シード権獲得時と同じ教育機関の組み合わせにより出場しない場合、シード権は消失する。
    • シード権を持つ「2校による教育機関チーム連合」に別の教育機関が加わり「3校による教育機関チーム連合」として出場する場合、別の教育機関のシード権の有無に関わらず、シード権は引き継がれる。
    • 「教育機関チーム連合」を構成するいずれかの教育機関においてクイズサークル活動が困難となるなど、やむを得ない事情で「教育機関チーム連合」の組み合わせを変更するものとabc/EQIDEN実行委員会が認める場合に、シード権が引き継がれることがある。
  • 出場辞退などによりシードチームが12チームに満たない場合、第一予選参加チームおよび第一予選通過チームを以下の通り繰り上げる。
    • 参加優先順位決定においてシードチームが12チームに満たない数だけ、近似値クイズの順位により、第一予選参加チームを合計60チームの範囲内で追加選出する。
    • 第一予選に参加したシードチームが12チームに満たない場合、ペーパークイズをトップ通過したチームの第一予選順位は、出場したシードチームの最下位に次ぐ順位として扱う。
      例)シードチームが1チーム辞退した場合、ペーパークイズをトップで通過したチームは「第一予選12位」、ペーパークイズを2位で通過したチームは「第一予選13位」、...として扱う。
  • 第一予選を通過したチームは、以下の組み分け方法に基づき第二予選に出場する。
     第一予選1位(シード1位)vs 第一予選24位 vs 第一予選25位 vs 第一予選48位
     第一予選2位(シード2位)vs 第一予選23位 vs 第一予選26位 vs 第一予選47位
       ︙
  • 本戦の往路ルールにおいて、同時に脱落する下位2チームが同点である場合には、該当チーム間で第一予選の順位が高い方を上位とする。
  • 本戦で優勝チームが決定したとき、復路進出チームが4チーム未満だった場合や、脱落チームが8チーム以下だった場合は、復路進出チームに対してのみ復路ルールで順位を決定し、復路に進出していないチームは一律、「(1)進出区間(より後の区間に進んだ方が上位。区が同じ場合は、正解数が多い方が上位)→(2)往路での誤答数の少なさ」で順位を判定する。
  • 順位判定時に用いる「正解数」には、往路ルールの脱落チーム判定の「条件3」で行う早押しクイズの正解数は含めない。